ラウスの家
RAUSU House
知床半島の付け根、羅臼町の山際に建つ専用住宅。雪と森の濃淡に対して、黒い金属の量塊で対峙する。内部は白く明るく保ち、東の果ての厳しい自然を、暖かい光と黒の輪郭で日々受け止める住居とした。
ラウスの家 / Blue hour in snow, Rausu
01 / 04
森に、
黒で対峙する。
敷地は知床に近い羅臼の山際。冬は深い雪に閉ざされ、夏は針葉樹の濃緑が迫る、自然の振幅が極端な土地である。外装は黒い縦張りの金属サイディング。雪と森の濃淡の中で、家は明確な輪郭を持って立つ。窓は最小限に絞り、ハイサイドに連続させて光だけを引き込んだ。
内部は対照的に、白い壁、白い柱、白い手摺。吹抜を貫く黒鉄の階段とブレースだけが、外装の黒の記憶を内側に運ぶ。東の果ての厳しい自然に対して、明るく抜けのある居場所を作ること——それがこの住居の主題である。
吹抜 / Double-height void
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階段 / White columns, black steel
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リビング / Monochrome living, high ceiling
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Project Data
- 所在地
- 北海道 羅臼町
- 用途
- 専用住宅 / Private Residence
- 構造
- 木造 / Timber
- 規模
- 地上2階 / 2 Stories
- 延床面積
- —
- 竣工
- —
- 設計・監理
- 株式会社 Atelier-D
- 施工
- 株式会社 Atelier-D
- 写真
- —